各国で禁煙への取り組みは異なる

日本と各国の違い

禁煙への取り組みは、国によって違います。日本はかなり規制が緩いと言われており、外国の喫煙者からみると羨ましいと言われるほどです。アメリカは禁煙推進大国で、電子タバコが人気です。ロシアは国民の健康被害が懸念されたため、国をあげて規制が敷かれています。
また、ヨーロッパ諸国ではタバコの外箱に肺がん患者やタバコの被害を受けた乳児、真っ黒になった肺などの写真をパッケージングして、視覚的に禁煙をさせるようにしています。日本は歩きタバコをしている大人も多く、ポイ捨ても見過ごされがちです。
国をあげての取り組みとしてはタバコ増税がありましたが、これでも一時的にしか効果がなかったと言われています。

どうしてもやめられないという人に対しては、チャンピックスという禁煙補助剤を使う方法があります。チャンピックスはニコチン受容体に結合するバレニクリンという成分を含んでいます。これが脳内のニコチン受容体に結合すると、自然とタバコを吸いたい欲求がなくなります。
結合すると同時に少量のドーパミンを放出するので、ふるえや幻覚などの禁断症状を抑えて禁煙することが可能です。チャンピックスは、1日目~7日目までは禁煙せずに薬を服用します。本格的に禁煙を始めるのは8日目からです。
しかし、例えば5日目に自然とタバコが吸いたくなくなったら、吸わないようにします。
無理に吸わないようにするのではなく、自然と吸いたくなくなったら5日目でも禁煙を開始して良いということです。これを12週間続けて、医師と相談しながら禁煙に取り組みます。
終わる時には、必ず医師の指示を仰ぐようにします。勝手にやめてしまうと禁断症状があらわれることもあるので、注意が必要です。